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オランダの祝日の意味

オランダの祝日は世界的にも少なく、年間にわずか8日しかありません。

日本の祝日が16日間ですから、実に半分の日数です。

そんなに少ないのに、祝日が土日に重なっても振替休日にならないというのも驚きです。

また、祝日は1年の前半に集中しており、6月上旬ごろに聖霊降臨祭(移動祝祭日)が終わると、12月24日のクリスマスまで祝日は一切ありません。

一瞬、え?と思ってしまいますが、オランダは個人個人が夏休みやクリスマス休暇といった長期休暇をとるため、一斉に休む祝日を多く制定する必要がありません。

交通機関などの混雑緩和のために、学校の長期休暇もオランダを北部・中部・南部と3エリアに分けて少しずつズラす工夫もされていたりもします。

皆が同じ日に休んで、どこもかしこも混雑するのは休日にならないというのがオランダの考え方なのかもしれませんね。


オランダの祝日の意味

オランダの国旗

オランダの祝日は、元日・国王の日・解放記念日以外は、キリスト教の祝祭日にあたります。

2022年のオランダの祝日

祝日2022年説明
元日1月1日(土)新しい年を迎える1月1日元日の祝日です。
聖金曜日4月15日(金)十字架にかけられ処刑されたイエス・キリストの受難をしのぶ日です。
イースターの2日前の金曜日です。
復活祭4月17日(日)十字架にかけられ亡くなったイエスが、3日目に復活したことを祝う日です。
いわゆるイースターです。
春分の日の直後の満月の後の最初の日曜日です。
復活祭翌月曜日4月18日(月)復活祭の翌日は、イースター・マンデーの祝日です。
イースターの翌日の月曜日です。
国王の日4月27日(水)2013年4月30日に現在の国王、ウィレム=アレクサンダー王の誕生日祝う休日です。
日本の天皇誕生日に相当します。
キリスト昇天祭5月26日(木)イースターに復活したイエス・キリストが、天に昇ったことを祝う日です。
イースターの39日後の木曜日です。
聖霊降臨祭6月5日(日)イエス・キリストの昇天後、集まって祈りをささげていた120人の信徒の上に、神からの聖霊が降ったことを記念する祝日です。
イースターの49日後の日曜日です。
聖霊降臨祭翌月曜日6月6日(月)聖霊降臨祭の翌日月曜日はお休みになります。
イースターの50日後の月曜日です。
クリスマス12月25日(日)~26日(月)イエス・キリストの生誕を記念するクリスマスの祝日です。

2021年のオランダの祝日

祝日2021年説明
元日1月1日(水)新しい年を迎える1月1日元日の祝日です。
聖金曜日4月2日(金)十字架にかけられ処刑されたイエス・キリストの受難をしのぶ日です。
イースターの2日前の金曜日です。
復活祭4月4日(日)十字架にかけられ亡くなったイエスが、3日目に復活したことを祝う日です。
いわゆるイースターです。
春分の日の直後の満月の後の最初の日曜日です。
復活祭翌月曜日4月5日(月)復活祭の翌日は、イースター・マンデーの祝日です。
イースターの翌日の月曜日です。
国王の日4月27日(月)2013年4月30日に現在の国王、ウィレム=アレクサンダー王の誕生日祝う休日です。
日本の天皇誕生日に相当します。
キリスト昇天祭5月13日(木)イースターに復活したイエス・キリストが、天に昇ったことを祝う日です。
イースターの39日後の木曜日です。
聖霊降臨祭5月23日(日)イエス・キリストの昇天後、集まって祈りをささげていた120人の信徒の上に、神からの聖霊が降ったことを記念する祝日です。
イースターの49日後の日曜日です。
聖霊降臨祭翌月曜日5月24日(月)聖霊降臨祭の翌日月曜日はお休みになります。
イースターの50日後の月曜日です。
クリスマス12月25日(金)~26日(土)イエス・キリストの生誕を記念するクリスマスの祝日です。

オランダの祝日カレンダー

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